収録曲解説4ー朗読 森優子ー


朗読9,宮沢賢治の詩、10,風見鶏が跳ぶ日、11, 吾輩はご主人のネコなのである PLAYED BY 森優子

Reader:森優子(俳優)、Guitar:OKUCHAN

1年ほど前、神戸で俳優として活躍している森優子さんに、朗読の伴奏をギターでしてほしいと言われたことで、初めて朗読のギター伴奏をしました。それが評判もよく自分でも楽しかったので、朗読の伴奏が非常に気に入ってしまいました。

朗読は、普通の歌では伝えきれない多くのものを伝えることができると思います。

そして、ギター伴奏を単なる効果音ということではなく、歌の伴奏のように演奏することで、朗読を音楽の一形式にできないかと考えて、このCDに入れることにしたのです。

今回の収録した3つの文章は、朗読者の森さんにピックアップしてもらいました。朗読の録音を聴きながら伴奏をしたのですが、ライブの時は、その場の雰囲気、感情に合わせて即興で演奏して弾いたのですが、どうしても単なる効果音になってしまい、CDに入れて繰り返し聴いてもらうとなると、そのやり方はそぐわないことに気づきました。

それで、一つの朗読に合わせて一つの曲のコード進行を当てはめて普通の曲を伴奏するかのように演奏するやり方に変えてみましたので聴いてみてください。

森優子さんの、深みのある声と素晴らしいパフォーマンスにあった伴奏をつけることができたと自負しています。

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