収録曲解説1 ー緑風堂feat.緋名ー


1,トッピンパラリの夏  PLAYED BY 緑風堂feat.緋名

Vocal:緋名 緑風堂(Guitar&Vocal:OKUCHAN、Bass Guitar:Kenji Hashimoto、Cajon:マモ オクダ)

「トッピンパラリの夏」という言葉は、私の造語で「突然幕がパラリと落ちるように始まる夏」という意味です。「突然パラリ」の「突然」を「トッピン」と言い換えてみました。

ちょっと前までの夏は、今ほど狂暴なものではなく、じめじめした梅雨が明けた朝に、突然、パラリと幕が切って落とされたように、つまり「トッピンパラリ」と始まるものでした。そうして始まった夏は、やはり暑くはあったけれど、今ほどではなく、みんなが待ち望んでいる明るく楽しい季節でした。

しかし、そんなトッピンパラリの夏は、懐かしい風景となってしまいました。でも、それを懐かしいままにしておいて良いのでしょうか。私はそうは思いません。

懐かしい夏の風景を目指すべき未来として、取り戻したいと思います。そう思って後半の歌詞を足して作りました。

この曲はライブで歌うことが多いのですが、このCDでは、緋名さんに歌ってもらうことでみちがえるような美しい曲に仕上げることができました。

2,風流風雅  PLAYED BY 緑風堂feat.緋名

Vocal:緋名 緑風堂(Guitar&Vocal:OKUCHAN、Bass Guitar:Kenji Hashimoto、Cajon:マモ オクダ)

 風流と風雅を尊ぶことは和の文化の粋です。

 春を楽しむために、春霞ただよう春の宵に散りゆく桜と女性の美しさを愛でながら、お酒を酌み交わす。この曲は、そんな美しい日本の春の情景を、江戸文化が生んだ都々逸のセリフを織り交ぜて描いてみました。

緋名さんとOKUC HANが掛け合いながら歌う歌を、アコースティックギター、ベース、コンガの緑風堂の演奏で盛り上げています。和の雰囲気が満載の曲です。 

3,元気になったら  PLAYED BY 緑風堂feat.緋名

Vocal:緋名 緑風堂(Guitar:OKUCHAN、Bass Guitar:Kenji Hashimoto、Cajon:マモ オクダ)

日々のストレスに追われて、心が休まらない人は森で癒されてゆっくり休んでみませんか?

森の中で目を閉じて深呼吸をすると、他の感覚が敏感になり、いつもとは違ったものが感じられるようになります。その結果、ストレスをもたらす交感神経に対して副交感神経が優位になり、リラックスできるらしいです。

自分の経験から言っても、ストレスを感じているなというときは、森の中でゆっくり休んで癒されるのが一番だと思います。  しかし、その時間が取れない人は、このCDの緋名さんのソロで聴いていただきます。美しい歌声で癒されてください。

森の癒しに負けないぐらいの効果があると思いますよ。

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